11.18.2011

アトリエ・カプリスさんと








同志社女子大学にて 
アトリエ・カプリスさんとMTG












いよいよコラボ・イベントに向けて発進しました










2012年2月
奈良・吉野 neomuseum にて
お楽しみに























9.19.2011

Reggio Attitude







驚くべき学びの世界展 in 京都 へ行って来ました。






最終日の今日、
京都駅近くの龍谷大学響都アバンティホールでは
脳科学者の茂木健一郎氏の講演会
続いて2部では茂木氏と上田先生のクロストークがあると言うことで
Learning Designsメンバーと会場にて合流、
参加しました。






テーマは「子どもの脳を育むためにできること」




第1部 茂木さんのお話

「ソーシャル・センシティビティ」
お互いどれくらいわかり合えるか・心をくみ取れるか

「覚悟を決めて子育てする」
他の個性を受け入れて教育する

「プライドが無いところに成長はない」
自分の個性を受入れるコトで成長する

楽しい時に人は最も学びパフォーマンスも最高になる、フロー状態。

教育は宝探し。宝箱を先生と一緒に開ける様なことが教育。みんな一緒になる必要はない。



す、すごい!上田先生から聞くお話と同じ言葉が次々と!
驚きでした!!他のメンバーも同じように感じたと。




第2部 茂木さんと上田先生のクロストーク


会場のみなさんからの質問攻めに
茂木さんも上田先生も少々圧倒!?されてらっしゃった???(笑)



「教育や子育てって『これが正解!ってないですよね」
「教育や子育てのことを日頃から話合えるコミュニティを作っていくことが大切」


上田先生の言葉に会場は大きくうなずいていました。
まさにこの質疑応答の時間はそんな場になっていたように思います。



講演会終了後、みんなで食事をしようと
地下へ下りて行ったところ
茂木さん、上田先生を囲んでの
打上げ会場とばったり!

上田先生が声をかけてくれて、となりのテーブルへ。


右から茂木さん、上田先生、ワタリウムの渡利さん、
そしてメンバーのユリユリ。
とっておきの1枚となりました!








レッジョ・エミリアの教育を
そっっくりそのまま日本に持ってきても、その良さは再現はできない。
イタリアの歴史、文化が作り上げているもの。
日本にも独自の素晴らしい伝統、文化があり
それを消してしまっては日本になじまないし続かない。





上田先生
「Reggio ApproachじゃなくReggio Attitude!」

レッジョのような教育をするのではなく
レッジョのような教育に対する考え方や姿勢が大切なんだ!







8.31.2011

たのしいはどんなカタチ? @明石市立文化博物館

8月20日、明石市立文化博物館で スタジオワークを行いました。

ラーニングデザインズのスタジオワーク たのしいはどんなカタチ? 

たくさんの方にお越しいただきありがとうございました。


当日の様子を映像にまとめました。
たのしいはどんなカタチ? リフレクションムービー(You Tube へリンクします)



館内ワークショップスペースの正面には
山下清さんの貼り絵の技が紹介されていました
スタジオワークの準備中
今日のメイン素材のひとつ 和紙  
スタジオワーク スタート
みんなで新聞紙をビリビリッと破いてみよう
素材との対話
触った感触、破く音、インクのにおい等を感じて
次は和紙の登場
ちょっと新聞紙より硬いね


みんなちぎり方を工夫しています
和紙と新聞紙の柄を組み合わせ


ちぎったカタチに触発されて
たのしいカタチが現れて来ます
完成したらテーブルごとで作品の発表会


みんなの「たのしい」がカタチになりました




たのしいはどんなカタチ?
 〜 Learning Designs のスタジオワーク〜
August 20, 2011 @明石市立文化博物館






8.03.2011

ワールドミュージアム スクラッチ ワークショップ @とよた科学体験館



Learning Designs の恩師、
同志社女子大学の上田先生が中京大学の集中講義のため来名です。




その集中講義の一部でもある

中京大学宮田ゼミによる スクラッチ ワークショップ に 
子供たちと行って来ました。

ワールドミュージアム @とよた科学体験館

スクラッチ Scratch

大学の集中講義中に一般の方を対象にWSを行うって 
画期的(私が知らないだけでよくあるのかな?)。
実践から得るものはとても大きいですよね。
子ども相手だとなおさら!ハプニングもつきものです!

前日からの集中講義でスクラッチとワークショップの準備をされていたという
受講生の学生さんたちがファシリテータ。
進行やリードファシリテーター、そしてワークショップの最後に 
見せてくださったリフレクションムービーの制作は宮田ゼミの方々。
千葉工大の原田泰先生もいらっしゃってドキュメンテーションも充実。
同志社女子大の上田ゼミ生 Girls Band からは2人が上田先生の助手として
スタッフ向けのリフレクションムービーを制作していました。
他にも昭和大や東大、ベネッセの方々などもいらしたようで、
スタッフ層の厚い集中講義、というかワークショップでした。
加えて Ustream 配信。
ワークショップの様子だけでなく
講義(ミーティングやリフレクション)の様子を 
Ustream で配信していました。
WS中のustは参加者の子どもはよくわからなかったかもしれないけれど
スタッフにとっては「観られている」という 
イイ緊張感があったのではないでしょうか。

さてWSに参加した長男と次男はスクラッチ初体験です。
彼らは「チームらくがき」のグループ。
ファシリテーターの大学生のお兄さんやお姉さんが
わかり易く教えてくれたよーと(^^)
A4の紙が配られ、それぞれが好きにキャラクターを描き
それをスキャナーで取り込んで、スクラッチで加工。
数分後、ファシリテーターのお姉さんから
「隣の席へ移動しましょう!」との指令。
自分ひとりで作品を完成させるのではなく
となりの友達の制作中の作品に自分も手を加えていくというものです。
それを何度か繰り返し、最後に自分の席に戻って来ます。
いろんな人に触れてもらった自分の作品は
最初に思い描いていたものとは
随分違ったものになっていたのではないでしょうか。
長男、二男の作品も本人達の考えていたものとは
がらりと趣向が変わっていたようです。
…二男は自分で最後まで作り上げたかったようで…
この「他とのかかわり」のおもしろさをわかって欲しいと 
親としては思うのですが、
いずれわかるときが来るかなぁと見守ることにしました(汗)
二人とも、今度はもっと上手くつくりたい!と話していました。

このようにいろいろな意見やアイデアがどんどん入って 
ミックスされていく「Remix」。
今回の集中講義のキーワードでもあるようです。
自分一人の考えだけで完成させるのではなく
いろんな意見や考えを取り入れることでアイデアが膨らんでいく。
それを改めて観たときに、自分自身の世界が広がる、 
視野を広げることができる。
他者の考えが入ることで、 
自分の考えをメタ(客観視)もできるんじゃないかなぁ、と解釈しました。
この集中講義の数日間で、受講生の学生さんは
かなりご自身が「Remix」されたのではないでしょうか。
そうであったらいいなぁとも思います。
スクラッチが初めての方もいただろうし
ワークショップが初めての方もいたかもしれない。
こどもとふれあうことが普段あまりない方もいたかもしれない。
他大学の学生といっしょに授業を受け
スタッフとしてワークショップを準備して実際に行ったのも 
初めてだったかもしれない。
講師陣から Remix されてますよね。宮田先生に上田先生、原田先生などなど。
受講生の学生、助手の学生、講師陣、WS参加者の子供たち、そしてその親。
みんなそれぞれが「Remix」されたんじゃないかなぁって思います。


ついでにといっては何ですが、とよた科学体験館の感想です。
さすがTOYOTAの豊田市って感じの立派な施設ですね。
会場はプラネタリウムの棟の地下、円形のスペースで吹き抜け。
地上階(半地下?)から下階が見られます(メタフロアー的)。
周りはその円形状に合わせて地上階までスロープになっていて
ループダッシュという実際に走ってタイムを計れるようになってました。
ゴールの瞬間の動画撮影もあり(^^)
長男と次男はWS終了後の閉館までの15分、 
ひたすらダッシュしまくり。汗だくになっていました(^^;)
時間がなくて他の展示やミニワークショップなんかは見られませんでしたが
ハンズオン的な展示になってる感じでした。
キッズプラザ大阪のミニ版って感じかなぁ。
また機会があれば行ってみようと思います。











スクラッチ体験中


ワークショップはじまりました
宮田先生のお話


中京大学学生スタッフのみなさん


「チームらくがき」はまず
自分の好きなキャラクターを紙に描きました


大学生のお兄さんに
スクラッチの便利機能を教えてもらってます


原田先生のDocumentation Bar
司会のやよいお姉さんが紹介中
参加者がワークショップ中に感じたことを
時刻とともに書いて貼っていきます


同女組と原田先生


メタフロアー(?)から会場をパシャ
ありがとうございました



7.01.2011

たのしい はどんな カタチ?


次回の studio workお知らせです。



「たのしい」ってどんなカタチだろう?
あなたの「たのしいキモチ」をカタチにしてみよう!

8月20日(土)明石市立文化博物館にて
1回目 11:00〜 2回目 14:00〜 (各回45分程度)
対象:5歳以上
定員:各回こども 15名(申込順)*保護者も一緒にご参加いただけます
申し込み:7/19(火)午前10時より電話受付
(明石市立文化博物館 電話 078-918-5400)

観覧券+参加費¥200が必要です。
明石市立文化博物館 夏季特別展「放浪の天才画家 山下 清 展」









明石市立文化博物館




ミカ

6.15.2011

こふれ・北中さんの事務所を訪ねて南港へ

昨日、ゆりさんと私マツカヨで
南港ITMの大阪デザイン振興プラザにある(株)こふれ/北中さんの事務所を訪ね、
「キモチのカタチ」のキット化について相談にのっていただきました。

北中さんとの出会いは2月に行ったキッズプラザ大阪での
ワークの打ち合わせにて。
キッズプラザの吉村さんの紹介で、今回の訪問となりました。


こふれさんの本業はパッケージデザイン。
そのデザインで培ったノウハウを活かして
子ども向けのワークショップや絵本展なども企画されています。

紙や段ボールを使って空間をデザインされる技には脱帽します。


さすが紙のプロ。

私たちのカードについても的確なノウハウを教えていただきました。

本当にありがとうございます!


また、キットの相談や紙のおもしろさのお話だけでなく、

子どもの発達についてのお話やワークショップデザインについての考え方についての話で
とっても盛り上がりました。

北中さんがワークショップの空間や流れをデザインするときに大事にしていること。

☆緊張と発散/静と動/高と低など変化を織り込む
例えば、絵本展を企画する場合。
静かにゆったりと絵本を読むスペースと
一方では段ボールで出来た大きな滑り台を用意して体をいっぱい使って遊べるコーナーも用意する。

「子どもは長い時間じっと本だけ読めないでしょ。行ったり来たりできるのがいいんだよね」

☆境界線としてのアーチの存在。

紐を一本床に置くだけでもいい。
キッズプラザ大阪のキッズ☆パティシエフェスティバルでの段ボール製の巨大ケーキのゲート。
これをくぐることで
キッズパティシエとしてふるまう特別な世界と日常の世界の結界ができる。

☆ワークショップの内容について。
簡単すぎても難しすぎてもダメ。

ちょっと難しいけれど、僕にも私にもなんだかできそうな気がする、
やってみたくなるように心をくすぐるものにするのが大事。


私たちもワークショプをデザインする上で
いつも意識していたポイントだったので北中さんのお話に非常に共感しました。

次回のワークを考える上でのヒントをたくさんいただきました。

お土産にモビールを作ることができる型を抜いた紙をいただきました。
月や流れ星、お家や窓など、即興で物語が作れそうな素敵なカタチ。

紙は特殊コーティングが施され表面がキラッとしていて、
子どもたちの「つくりたい」気持ちをワシ掴みにしました。

晩ご飯も早々に切り上げてミニミニワークショップ・スタート。
長男、次男、私と三人三様のモビールが出来上がりました。




私たちのスタジオワークのキット、どんなカタチになるでしょうか? なんだかワクワクしてきました。

マツムラカヨ

5.27.2011

同志社女子大学 上田Lab. & 京都大学総合博物館 塩瀬Lab. 訪問

今日は Learning Designs のメンバーで
同志社女子大学 上田Lab. と 京都大学総合博物館 塩瀬Lab. を訪問しました。


まずは Learning Designs の恩師、同志社女子大学 上田信行先生の授業におじゃましました。

今日の授業テーマは「レゴで履歴書をつくる」と言うもの。
学生たちは黒い台紙の上に思い思いにレゴで自分の「履歴」を表現していました。

小学校まで海辺の近くで暮らした学生はカニや砂浜を描き、
大阪へ引っ越ししてきてダンスを習い始め、歌と踊りが趣味だと音符や踊りをレゴで表現。
家族それぞれのことを紹介をしていた学生も。

LDs メンバーはファシリテーター役として各班に入り
学生の作品発表を聞きました。

自分のことをアピールするのに
レゴで表現していると話もしやすそうで
聞いている私達も「ここはどういうことを表現しているの?」と質問がしやすい。
発表している学生は作品を説明することで、
自分自身の新たな発見もあったのではないかと思います。

就活中の学生にとって自分自身を振り返る良い機会だったのではないでしょうか。

まさに上田先生のワークショップ・スタイル、
「つくって、かたって、ふりかえる」の授業でした。

この後、立命館大学へ講義に向かうという上田先生。
「そんなん、聞いてなかったー」、、、
「ま、昔から先生にはよくあることだ〜また忘れてはった?」とみんなへんな納得?
そこで私達は以前からお邪魔しそびれていた
京都大学総合博物館の塩瀬隆之准教授の研究室へ向かうことに。
メンバーのyuriyuriがアポをとってくれていました。さすがの段取りの良さ!!


京都大学総合博物館に到着。
 なんともモダンな建物で
「京大!」と言うイメージじゃなかったです。(どんなイメージなんだ?って???)

約束の時間まで少しあったので博物館の中をちょっと拝見…実は閉館時間を過ぎてたのですが…(汗)
ジャングルの中にいる時に聞こえる音(周波数)を再現している大木のところ、癒やされました。

yuriyuriが塩瀬先生へ電話で確認してくれて
研究室へ戻ってらっしゃるとのことで、みんなでエレベータへ。

お噂どおり、素敵な塩瀬カフェ。
Jazzが流れ、本棚に並んでいる本は上田先生の本棚とよく似た感じ!
そんな本棚にはガンプラが!
元々先生はガンダムに憧れて工学を専攻されたのだそうです。

キョロキョロしている私達に「お好きなのをどうぞ!」と
色とりどりのエスプレッソ・カプセルの詰まったボックスをオープン。
カラフルな色がみんなを迷わせました(笑)
みんなのエスプレッソを入れてくださっている間、
私達はカヨちゃんが持ってきてくれた鮮やかなグリーンの抹茶わらび餅や
スコーンをテーブルに広げてプチ・パーティの始まり。


左上、上田先生のPlayful Note やっとゲット!
右上、ベネッセ「おやこでZOO」
左下、宇宙箱船ワークショップブック
右下、九州新幹線開通記念ver. プリッツ
(京都!のおみやげを買えなかったので〜)
塩瀬さんとyuriyuriたちPlayful Learning Devices が開発した、
塩瀬さんが京都の小中学校の先生方と作られたという、
宇宙箱船ワークショップなどのお話をうかがいました。

宇宙箱船ワークショップはノアの方舟からヒントを得て
地球を脱出する時にどの動物・植物を持って行くか考えると言うもの。
チームごとで特色のあるものになるそうで
どれも正解で、どれも不正解ではない。
「答のない」ワークショップ。
教科も理科、社会、倫理、料理…といろんな要素がつまったワークショップです。
アクシデントカードなどびっくり仕掛けがあるのは塩瀬さんの企画ならではですね。遊び心あふれるワークショップ・ブックです。

またベネッセが動物園で配布している冊子「おやこでZOO」の企画に塩瀬さんが協力されていて
宇宙箱船ブックと一緒におみやげにいただきました。

ありがとうございました!



ミカ