7.30.2012

undesign 未来を語らうサロン。

今週末、8月4日土曜日。

アトリエ・カプリスとラーニングデザインズのコラボイベント
 undesign を開催します。




undesign
未来を語らうサロン。
人が動く、境界のデザイン思考。
                                        

開催日:8月4日(土)

会 場:現長(げんちょう)大阪市中央区道修町3-3-2
時 間:14:00〜18:00
参加費:¥6,000(unCafe × unWork × unTalk)

申 込:申込フォームより受付
    ※定員数が決まっておりますのでお早めに。
問い合せ:info@dzukai.com ※氏名、ご連絡先、ご住所を明記の上ご連絡ください。
主催:ラーニングデザインズ × アトリエ・カプリス


私たちは自分の限界を越えることを「境界」を越えるとか、
分野間の垣根を取り払う意味で「境界」をなくすと言ったりします。
この時に感じる「境界」とは一本の線だったり、そびえ立つ壁をイメージします。
けれども、日本は古来より、この「境界」を曖昧にし、
「境界」という境となる世界を丁寧にデザインしてきた国です。
日本建築の特徴である縁側や土間、障子や簾などは、外と内を遮断するのではなく、
人の心が徐々に動き、
心の赴きに従ううちに境界をひきなおすことができるようにつくられています。
グローバル化、価値の多様化が進み、世界全体の境界がぼやけてきた今、
日本人が大切にしてきた物理的かつ心理的な「境界」のデザインを考えることが、
新たな価値観や世界の創造へと開かれるように思います。
undesignの会場となる現長は、オフィス街という雑踏の中にひっそりと佇む異空間。
次回は、人の心が動き、身体が動く「境界」をテーマに皆さまと語らいましょう。
                                        





6月より大阪・道修町「現長」で開催してきましたundesignも今回で3回目。
そして現長を舞台に行うundesignは、この8月で最終回となります。
(undesignはまた場所かえて、継続して開催していきます!)



現長の門をくぐり、石畳の路地をぬけて玄関の戸をガラガラッと開ける。





正面には暖簾がかかっていて、
奥は数年前までは鰻がジュージューと焼けるいい匂いがただよっていた厨房。


右手には広い土間。

靴を脱いで上がった先にある一階の大広間は、
外がどんなに猛暑でもどこかからスーッと風が抜けていきます。

二階には隠し階段がふたつ。
一つは屋根裏に続く階段。
もう一つは一階の厨房と二階の客間を行き来するための裏階段。

客間ごとにしつらえの違う建具は、その造形の美しさに目を見張ります。




小さい頃は団地、今はマンションに住んでいる私ですが、
undesignの打ち合わせのために現長を訪れるたびに
何とも言えない懐かしさを感じ、ホッとします。
それは木や紙や土などに包まれているからこそなのかもしれません。

そんな私のお気に入りは、土間からの上がり口の際にある模様ガラス。
縞模様がなんともいえない雰囲気で、いつもみとれてしまいます。

本当に残念なのですが・・・
この夏以降は現長のこの建物、もう訪れることができなくなるかもしれません。

そんな貴重な場をお借りしてのサロン、undesign。
今回のテーマは「人が動く、境界のデザイン思考」です。

都会の喧噪を離れ、ゆったりとした時の流れを感じにぜひお越しください。



7.21.2012

月と笹


前回のUndesignは七夕に開催。

七夕といえば、天の川・短冊、そして笹。
現長のアプローチに笹を飾りたいね。それも本物の・・・
ということで、
道修町周辺のお花屋さんをリサーチ。

で、見つけました!
素敵なお花屋さん「月の庭」
ホームページの世界観にウットリ。

この雰囲気のお店で「笹」ってどうかなぁ~と
ちょっとドキドキしながら。

「あの~。七夕にイベントをするので、笹を飾りたくて。
それもたくさんではなく、2本なのですが・・・」

と、ダメもとで電話しました。

「お調べしますよ。」との快いお返事をいただきホッ。

笹は刈り取るとすぐに枯れてしまうとのことで、
7日朝に仕入れていただくことに。
また、この日はウエディング(七夕☆ウエディング!)のお仕事があり
お店から出たり入ったりしているので、現長まで配達してくださるとのこと。

当日の朝。
この自転車の籠に、笹を積んできてくれました。
(長い笹2本を横向きに積んで!)















予定では1.5mくらいの笹が届くはずだったのが、
生育がよく3mサイズが届いたそうで、カットして届けてくださいました。
至れり尽くせりの心遣いにジーン。
「月の庭」さん。配達してくださった店員さん。
ほんとうにありがとうございました!


Undesign vol.3のテーマは「間(ま)に宿る、もてなしのデザイン思考」


















「間」ってどういう意味?と字源を調べると・・・
「門」と「月」~門の隙間から月の光が差し込んで「間」という意味をあらわしたもの。

「間」の「日」は太陽でなくて、月なんだ〜 えっ、月!

「月の庭」さんが運んで来てくれた笹。
この偶然にちょっとドキドキした私でした。


※自転車と笹の写真。撮影はアトリエ・カプリスさんです。

7.05.2012

学びのコンサルタント

 
 
少し前のお話ですがー




去る5月12日、豊田市自然観察の森にて野鳥講演会が行われました。



<野鳥講演会2012>
〜バードウィークに 世界的にも珍しいミゾゴイなどの野鳥について学びませんか〜

 ・日 時:2012年05月12日(土)14:00~16:30
 ・場 所:豊田市自然観察の森
 ・講演内容   1、演題「ミゾゴイの生態とその保全」     講師:川上和人氏(独立行政法人森林総合研究所主任研究員)   2、演題「西三河の鳥たち」     講師:高橋伸夫氏(西三河野鳥の会会員)
この講演会での配布物の一つである
環境教育冊子 〜生きものノートシリーズ〜 の試行版制作に
Learning Designs も携わりました。
冊子制作に際し
Learning Designs は 教育学からの視点でコンサルティング。


冊子の使い手(小学5,6年生対象)の興味をひくには、
モチベーションを持続させるにはどうすれば良いか。

ミゾゴイの生態を知ることで
” 自然を観る目、自然を感じる心 ” を養ってもらいたい
inspired by Rachel Carson "The Sense of Wonder"

冊子の構成案だけではなくあらゆる方法、手段も提案しています。

「クライアント、監修の先生、生態調査技術者、デザイナー、
そして冊子を手にする子供たちや地域の人、
みんなで一緒に創っていこう」という「共創」を提唱して、担当者に熱く語ったり(笑)

この試作版には、残念ながら提案した全ては反映してもらえませんでしたが(涙)
シリーズ化に向けて良いプロトタイプができあがったと思います。
〜そこにみんなの思いを反映させれば、みんな「自分事」として環境のことを考えられる〜


冊子を手にする人(子供たちや地域の人)にイイモノを提供したい。
その思いは、クライアントも監修者も、そしてデザイナーも携わった人みんな同じ。


環境教育冊子「生きものノートシリーズ」、
試行版の「ミゾゴイ」につづいて、他の生きもの版の制作が始まっています。
共創の企て、つづきます。