6.15.2011

こふれ・北中さんの事務所を訪ねて南港へ

昨日、ゆりさんと私マツカヨで
南港ITMの大阪デザイン振興プラザにある(株)こふれ/北中さんの事務所を訪ね、
「キモチのカタチ」のキット化について相談にのっていただきました。

北中さんとの出会いは2月に行ったキッズプラザ大阪での
ワークの打ち合わせにて。
キッズプラザの吉村さんの紹介で、今回の訪問となりました。


こふれさんの本業はパッケージデザイン。
そのデザインで培ったノウハウを活かして
子ども向けのワークショップや絵本展なども企画されています。

紙や段ボールを使って空間をデザインされる技には脱帽します。


さすが紙のプロ。

私たちのカードについても的確なノウハウを教えていただきました。

本当にありがとうございます!


また、キットの相談や紙のおもしろさのお話だけでなく、

子どもの発達についてのお話やワークショップデザインについての考え方についての話で
とっても盛り上がりました。

北中さんがワークショップの空間や流れをデザインするときに大事にしていること。

☆緊張と発散/静と動/高と低など変化を織り込む
例えば、絵本展を企画する場合。
静かにゆったりと絵本を読むスペースと
一方では段ボールで出来た大きな滑り台を用意して体をいっぱい使って遊べるコーナーも用意する。

「子どもは長い時間じっと本だけ読めないでしょ。行ったり来たりできるのがいいんだよね」

☆境界線としてのアーチの存在。

紐を一本床に置くだけでもいい。
キッズプラザ大阪のキッズ☆パティシエフェスティバルでの段ボール製の巨大ケーキのゲート。
これをくぐることで
キッズパティシエとしてふるまう特別な世界と日常の世界の結界ができる。

☆ワークショップの内容について。
簡単すぎても難しすぎてもダメ。

ちょっと難しいけれど、僕にも私にもなんだかできそうな気がする、
やってみたくなるように心をくすぐるものにするのが大事。


私たちもワークショプをデザインする上で
いつも意識していたポイントだったので北中さんのお話に非常に共感しました。

次回のワークを考える上でのヒントをたくさんいただきました。

お土産にモビールを作ることができる型を抜いた紙をいただきました。
月や流れ星、お家や窓など、即興で物語が作れそうな素敵なカタチ。

紙は特殊コーティングが施され表面がキラッとしていて、
子どもたちの「つくりたい」気持ちをワシ掴みにしました。

晩ご飯も早々に切り上げてミニミニワークショップ・スタート。
長男、次男、私と三人三様のモビールが出来上がりました。




私たちのスタジオワークのキット、どんなカタチになるでしょうか? なんだかワクワクしてきました。

マツムラカヨ

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