今週末、8月4日土曜日。
アトリエ・カプリスとラーニングデザインズのコラボイベント
undesign を開催します。
undesign
未来を語らうサロン。
人が動く、境界のデザイン思考。
開催日:8月4日(土)
会 場:現長(げんちょう)大阪市中央区道修町3-3-2
時 間:14:00〜18:00
参加費:¥6,000(unCafe × unWork × unTalk)
問い合せ:info@dzukai.com ※氏名、ご連絡先、ご住所を明記の上ご連絡ください。
主催:ラーニングデザインズ × アトリエ・カプリス
私たちは自分の限界を越えることを「境界」を越えるとか、
分野間の垣根を取り払う意味で「境界」をなくすと言ったりします。
この時に感じる「境界」とは一本の線だったり、そびえ立つ壁をイメージします。
けれども、日本は古来より、この「境界」を曖昧にし、
「境界」という境となる世界を丁寧にデザインしてきた国です。
日本建築の特徴である縁側や土間、障子や簾などは、外と内を遮断するのではなく、
人の心が徐々に動き、
心の赴きに従ううちに境界をひきなおすことができるようにつくられています。
グローバル化、価値の多様化が進み、世界全体の境界がぼやけてきた今、
日本人が大切にしてきた物理的かつ心理的な「境界」のデザインを考えることが、
新たな価値観や世界の創造へと開かれるように思います。
undesignの会場となる現長は、オフィス街という雑踏の中にひっそりと佇む異空間。
次回は、人の心が動き、身体が動く「境界」をテーマに皆さまと語らいましょう。
分野間の垣根を取り払う意味で「境界」をなくすと言ったりします。
この時に感じる「境界」とは一本の線だったり、そびえ立つ壁をイメージします。
けれども、日本は古来より、この「境界」を曖昧にし、
「境界」という境となる世界を丁寧にデザインしてきた国です。
日本建築の特徴である縁側や土間、障子や簾などは、外と内を遮断するのではなく、
人の心が徐々に動き、
心の赴きに従ううちに境界をひきなおすことができるようにつくられています。
グローバル化、価値の多様化が進み、世界全体の境界がぼやけてきた今、
日本人が大切にしてきた物理的かつ心理的な「境界」のデザインを考えることが、
新たな価値観や世界の創造へと開かれるように思います。
undesignの会場となる現長は、オフィス街という雑踏の中にひっそりと佇む異空間。
次回は、人の心が動き、身体が動く「境界」をテーマに皆さまと語らいましょう。
6月より大阪・道修町「現長」で開催してきましたundesignも今回で3回目。
そして現長を舞台に行うundesignは、この8月で最終回となります。
(undesignはまた場所かえて、継続して開催していきます!)
現長の門をくぐり、石畳の路地をぬけて玄関の戸をガラガラッと開ける。
正面には暖簾がかかっていて、
奥は数年前までは鰻がジュージューと焼けるいい匂いがただよっていた厨房。
右手には広い土間。
靴を脱いで上がった先にある一階の大広間は、
外がどんなに猛暑でもどこかからスーッと風が抜けていきます。
二階には隠し階段がふたつ。
一つは屋根裏に続く階段。
もう一つは一階の厨房と二階の客間を行き来するための裏階段。
もう一つは一階の厨房と二階の客間を行き来するための裏階段。
客間ごとにしつらえの違う建具は、その造形の美しさに目を見張ります。
小さい頃は団地、今はマンションに住んでいる私ですが、
undesignの打ち合わせのために現長を訪れるたびに
何とも言えない懐かしさを感じ、ホッとします。
それは木や紙や土などに包まれているからこそなのかもしれません。
そんな私のお気に入りは、土間からの上がり口の際にある模様ガラス。
縞模様がなんともいえない雰囲気で、いつもみとれてしまいます。
本当に残念なのですが・・・
この夏以降は現長のこの建物、もう訪れることができなくなるかもしれません。
そんな貴重な場をお借りしてのサロン、undesign。
今回のテーマは「人が動く、境界のデザイン思考」です。
都会の喧噪を離れ、ゆったりとした時の流れを感じにぜひお越しください。